中国の乾燥ゆば 腐竹(フチク)で中華炒めを作る

腐竹の中華炒め

棒のような不思議なコレ。腐竹(フチク)といいます。

腐竹は中国の「乾燥ゆば」です。中華食材のお店に行くと売ってます。

腐竹の袋
大袋でたくさん入ってます。

カチカチに乾いた乾物だから日持ちするし、買い置きできて、最高。

腐竹は好きな分量だけもどして使えるので便利ですよ。

最近、腐竹ばっかり食べてます。(もりもり)

腐竹 もどす前
カチカチ。乾いた棒のような腐竹(しかも長い)

日本のゆばより、厚めでかたく、しっかりした食感です。

うちでは腐竹の花椒(ホアジャオ)炒めとか、冷菜にしたりしてます。

副菜、おつまみにもなるし、家族でハマってます。

今日は簡単に作れる、腐竹の炒め物を作りますよ~


まずは腐竹の下ごしらえをしよう

腐竹をお湯でもどす

このカチカチの腐竹、水(もしくはお湯)でもどしてから料理に使います。

もどすと大きくふくらむので、袋全部入れたらダメよ。

はじめは数本で試してみてね。

大きいと鍋に入れるのに扱いにくいので、手でバキっと折ります。

お鍋に多めにお湯をわかし、腐竹をドボンと入れてしばらく放っておきます。
(気温、温度にもよるけど、1〜2時間くらい、かな・・・)時間はかってません。アバウト。

手で触ってみて、全体がクリーム色になり、ふんわりやわらかくなっていればOKです。

腐竹 お湯でもどす
水分を吸ってだいぶ膨らんだ腐竹

*固い もどりが悪いとき

お湯がさめていたら、鍋を再加熱してあたため、もう少し待ちましょう。(つけおき延長)鍋の水が少なくなっていたらお水(お湯)を足してくださいね。

*茶色い固いところが残ってしまったとき

太いところやU字になっているところ、重なっているところはなかなかもどりません。(色が茶色く、ムラになって固いまま)

長時間おいておけば戻ります。が・・・時間がなかったり、急いでいたり。どうしても固いままであれば、切って外してしまってもよいかも。

腐竹は水でももどせますが、固いのでながーく長時間つけおきしないともどりません。

すぐ料理に使いたい時はお湯を使うのがいいかも。

ここまでで、 下ごしらえ終わりです。


超シンプル 腐竹の中華炒めを作ろう

材料

・腐竹(フチク)

・油(ごま油、サラダ油など)

・ラー油(ローカンマ)

・砂糖

・鶏ガラスープ(顆粒)

・醤油(あれば中華醤油)

もどした腐竹をぎゅっとしぼって水気を切り、食べやすいサイズにします。水が残ってると水っぽくなるので、しっかり水切りしておいてね。

ちょうどよい大きさに裂いたり、切ったりして大きさを揃えます。

水を切った腐竹 広げるとちょっとゆばっぽいぞ。

今日はシンプルに腐竹だけで炒めていきます。


・フライパンに油を入れて

・ラー油(ローカンマ)をスプーンで入れて加熱します。

・腐竹と調味料を入れて炒めます。

砂糖、鶏ガラスープ(顆粒)、醤油(あれば中華醤油)など好きな調味料を入れて炒めるだけ。

・全体に色がついて、腐竹に味が馴染んだら完成です!

腐竹の中華炒め フライパンで炒めたら完成
なんとなく見た目は辛そうな感じがしますが、これ、辛くないですよ~

出来立て、あたたかいうちは腐竹が柔らかくて、美味しいです。

冷めるとかための食感になります。これはこれで美味しいのです。

おもしろい食材、腐竹。見つけたら作ってみてね。

ななご
美味しいもの、料理が好き。 パン、お菓子、外国の料理が得意です。