今日は美味しいブルガアの料理「ギュベチ」を作ります。味はチーズの味だけ。調味料や水は一切入れません。
フェタチーズさえ、チーズさえ手に入ればあとは楽勝です。
食材調達クエスト「フェタチーズ」を探せ!
メイン食材の白いお豆腐のようなチーズ、「フェタチーズ」
これを手に入れるのがねー。これまたまぁー、大変でして。
だって、 だって… そんなの店に売ってない…売っているワケがないよ。
ここ、日本よ!!!
・・・あ、私フェタチーズある場所知ってたわ! コストコのチーズのコーナーにあるじゃん。
ちなみに…コストコの(ギリシャ産だっけ?)のフェタチーズとか、アジアンフェタ(たぶん牛乳のパニールとかクリームチーズっぽいチーズかな??)は知人いわく「味が違うからダメ」だそうです。
oh…. マジデスカ。だめですか。
確かにコストコのフェタチーズは塩味すごいもんね。塩抜きしないと、そのままでは絶対食べられない。かなりしょっぱいからねぇ・・・。
自分でDIYしたお手製パニール(牛乳で作るカッテージチーズみたいなアレ)も確かにチーズとは違う。
酸で分離、凝固させているから、加熱してもチーズみたいに「溶けないし」なぁ・・・。
OK、ここは冒険せず、指示に忠実に従いましょう。
このフェタチーズのため「だけ」に遠路はるばるチーズ探しの旅へ(所要時間:約半日)
あちこち寄り道して、何とか入手してまいりました。(ぜぇぜぇ)
すんごいハードル高い場所にありました。私一人だったら絶対行かなかったよ。
本日のメイン食材(キラキラ)
白いお豆腐のようなチーズ、「フェタチーズ」
↑日本人には豆腐にしか見えない。
ちなみに買ってきたこのチーズは、ブルガアの隣国、トルコのチーズだそうです。あまりしょっぱくない。
それでは、材料も何とか揃ったので、早速作っていきたいと思います。
フェタチーズさえ、チーズさえ手に入ればあとは楽勝です。(2回目)
ブルガリア料理 ギュベチの材料
・フェタチーズ
・オリーブオイル(サラダ油でも可)
・豆(ミックスビーンズ)
・コーン缶
・(あれば)オリーブ
・ベーコン
冷蔵庫にあった酒つま、合鴨 パストラミで代用
・シュレッドチーズ(とけるチーズ) 普通にスーパーに売っているチーズでOK
・たまご
作り方
(1)トロヤン焼きのかわいいポットに油を塗ります。ぬりぬり。
(2)フェタチーズをバラバラにほぐして、敷きます(30~50gくらい)
(3)豆、コーン、オリーブ、ベーコンなどの具材を切って入れていきます。ぽいぽい。
ちょうど酒つまの 合鴨パストラミが冷蔵庫にあったので、ベーコンがないので刻んで入れちゃいましょ。(2~3切れくらいね)
具材は豆とかベーコンとか。あるものでOKらしいです。
(4)シュレッドチーズ(とけるチーズ)をぐるっと丸く、円状にのせます。
これは普通にスーパーに売っているチーズでOKです。
(5)真ん中にたまごを1個割り入れ、フタをしてオーブンにかけます。
オーブン余熱なし:180度 25分〜30分くらい。
たまごにちょうどよく火が通れば完成です!
準備はOK!オーブンに入れて焼きましょう。
(私はこたつでころころ待機)
パンが要るよ!という情報があったので、先にパンも焼いておきましたよ。
これは高きびぱん。(高きび粉をませて焼いたパンだよ)見た目はかたそうだけど、やわらかくてふわふわ、甘めのパンに焼き上がりました。
焼いている間に、ブルガリアの焼き物の紹介。
トロヤン焼きについて
トロヤン焼きはブルガリアの手作りの素朴な焼き物です。1つ1つ手作り。マーブリングみたいな、マーブル模様が可愛らしい焼き物だよ。
とっても面白い模様でしょ?
注意:トロヤン焼きは 「高温・急冷」すると壊れる(かも)らしいよ。
オーブンに入れる時は「余熱しないで、そのまま入れて温める」んだって。(ゆるゆるとあたためる)
急に高温になると、割れちゃうかも。
電子レンジも使わない方がいいかも。と聞きました。持ってる方がいたらご参考まで。(いないか・・・)
〜 焼き上がり 〜
料理らしいこと何もしてないのに、めちゃくちゃ美味しい。
フタしてオーブンで「ただ焼いただけ」なのに。こ、この味は!!
チーズが溶けて、うまみがあふれています。想像してたのと違って、しょっぱくない。
あー。これ、パン要るわ。
このまま、ずずーっと啜りたい。飲み干したい。(容器熱いのであぶないよ。よいこは真似しないでね)
あれっ・・・もうないわ(空)うまい、うまいよコレ。
世界は広いですねー。こういう料理もあるんですねー。もぐもぐ。
入れ物は土鍋とか耐熱容器でも作れなくはなさそうだけど、「チーズ」がなぁ・・・。
フェタチーズ、簡単に代用できるものが正直思い浮かばないかもしれない。
味の再現性が低いお料理ネタでごめんね。
でも、うまいんだよなー。
おしまい。