混ぜるだけ ◯◯粉で代用「新・準強力粉」でパン作り

新・準強力粉でパン作り

今日のテーマは「準強力粉でパンを焼こう」というお話です。

家に準強力粉がないから、強力粉に薄力粉を加えて代用してみたけれど、上手くいかなかった。という経験はありませんか?

「準強力粉」は何に使う粉なのか?

準強力粉は、一言で言うと「強力粉と中力粉の中間」の性質を持った粉です。

フランスパンや、高加水パンなどを作る時に使います。

中華だと、餃子の皮とかラーメンにも使うらしいですよ。


混ぜるだけ ◯◯粉で代用「新・準強力粉」でパン作り

記事見出し

・準強力粉、家にあるもので代用できない?

・「準強力粉」には薄力粉を混ぜる???

・代わりに薄力粉を混ぜるとパンはどうなるか?

・中力粉とは?

・作ってみよう 中力粉を配合した 「新・準強力粉のレシピ」

・おまけ1 「この粉、どうでしょう?」

・おまけ2 どうして「中力粉」??


準強力粉、家にあるもので代用できない?

一般家庭ではそんなにフランスパンばかり焼かないですし、たぶん、あまり使わない粉なのではないでしょうか。

たった数回のためだけに専用の粉を買うのは面倒ですし、お金もかかります。ただでさえ、最近色々と高いのに・・・専門の粉っていうのは、心理的にも金銭的にもちょっぴりハードルが高いかもしれません。(使わなきゃ、余っちゃうし)

粉はない、ないけれど。何とかしたい。

準強力粉が無いなら、何とかすればいいじゃない! が本日のテーマです。(定期)

「準強力粉」には薄力粉を混ぜる???

お料理本やネットの情報を見ていると、準強力粉がないなら「強力粉」と「薄力粉」を 7:3くらいの比率で混ぜれば「準強力粉」の代わり(代用)になるよ。というものが頻繁に出てきます。むしろ、それしか選択肢がないのだろうか? と思うくらいよく出てきます。

代わりに薄力粉を混ぜるとパンはどうなるか?

ユルい。ユルすぎるぜ。。。。マジかよ!! なんだよこれ、上手くいかない。

準強力粉?? は? 全然代わりになってない。 薄力粉を入れると生地が「ダレる」というんでしょうか。まとまらないというか。急に難易度アゲアゲな感じになります。生地から別人(別物)なんで、当然焼いてもうまくいきません。

準強力粉? 違う、違うよ。

やればわかる。代打で出したら試合終了です。

ー ねぇ、なんでこんなに今日の生地「ゆるゆる」なの? どうして? ?? まーた失敗したの?

あぁ、私はまた変なレシピや情報に踊らされてしまったのか。

ーー 何とかしてよ、ななごえもん。

(ふりかえり)

んんっ?? これは。

はっ、

・・・そもそも、「入れるもの」が最初から違ってるんじゃ??? (おぉう・・・・)

正しい式は

強+中=準 

ー 颯爽と登場する「中力粉」  

中力粉とは?

中力粉

薄力粉と強力粉の間に挟まれて売られている粉です。(そのまま) うどんとか作るのに使う粉です。

袋には使用用途:うどん、お好み焼き、すいとんと書かれていましたよ。これならパン以外にも使えますね。

あまり、普段のお料理では使わない、馴染みがない粉かもしれませんが、普通にスーパーに売ってます。

お値段 200円〜250円くらいです。

これは通販でまとめ買いしたものです (業務用 アミカネットショップで購入) 

推測

多分、日本人の一般家庭にギリギリ「薄力粉」はあれど、中力粉なんて、そんな粉はまー、まず100%ないわけで。「なければ薄力粉で行けますぅ。」ってお料理やパンの本とかで「誰か」が広めたんじゃないですかね?? 愛の無限伝言リレー。女子特有のアレではないか?と。

強+薄= 足したら薄まって 準??  みたいな? (謎)


作ってみよう 中力粉を配合した 「新・準強力粉のレシピ」

と、いうことで。 中力粉を配合してパンを作ってみましょう。

呼ぶのに仮の名前がないと困るので、とりあえず「新・準強力粉」とそれっぽく命名しておきましょうかね。

気になる粉の配合はこんな感じです。あとは「準強力粉」のレシピと同じように作ればOKです。薄力粉が入っていないので、まとまりやすく、大変聞き分けのよい生地が出来ますので、ぜひ作ってみて下さい。

おすすめのパン

フランスパンや冷蔵庫に入れておくパン生地、ベーコンエピとかパリっとしたパンを作ると美味しいですよ〜

もっちり、ベーグルやフォカッチャにもどうぞ。いつもとひと味違うパンが作れますよ!


中力粉を配合した 「新・準強力粉」 

基本の配合(見本)

粉:総量 250g


・強力粉 180g

・中力粉 70g

・水 180〜200ml(水分ちょいと多め)

・ドライイースト 2g前後(少なめ)

・砂糖 少なめの大さじ1 (甘くないパンはお砂糖少なめで)

・塩 2〜3g(少なめ、塩気が多いパンは多めで)

・油脂 お好みで


補足

*こうじゃなきゃだめ!ということは何もないので、作りやすいように自由にアレンジしてね。お水は少なめから徐々に足していくと(この辺までは耐えられる的な)失敗しにくいですよ。

*イーストの量は普通のパンを作るときより少なめです。(うちは長時間冷蔵庫に入れるので)

*そもそもフランンスパンにお砂糖や油脂は入れないわよ!(ばしーん)

というツッコミのあるお方は引っこ抜いて下さいな。

入れた方がいつものパンと同じように扱えるので(楽なので)私は入れちゃいます。


作り方のイメージ見本 いつものパン(これは生地に全粒粉を入れています)

ボウルで発酵させた生地

生地の見本

ぱりっと。焼き上がり

パンの焼き上がり

おまけ1 「この粉、どうでしょう?」

私、計算が出来ないほうなので、算数は得意な子に丸投げしちゃいましよう。

AIさんや、ちょいと計算してくれんかね?

質問

市販の・強力粉180g ・中力粉70g を混ぜて、準強力粉に近い配合でパンを作りました。この場合の粉の「タンパク質含有量」はどれくらいと想定されますか?


答え

全体のタンパク質含有量=全体の重さ(強力粉の重さ×その含有率)+(中力粉の重さ×その含有率)

  1. 強力粉分: 180g×0.125=22.5g
  2. 中力粉分: 70g×0.09=6.3g
  3. 合計: 22.5g+6.3g=28.8g (タンパク質の総量)
  4. 割合: 28.8g÷250g=0.1152

答え

この配合のタンパク質含有量は 約11.5% と想定されます。

一般的な準強力粉のタンパク質含有量は 10.5%〜12.5% 程度ですので、今回の配合(11.5%)は、まさに**「理想的な準強力粉」の数値に収まっている**と言えます。

今回の配合の特徴

  • 食感: 強力粉100%で作るよりも、少し歯切れが良くなり、フランスパンのような「サクみ」と「もっちり感」のバランスが良い仕上がりになります。
  • 扱いやすさ: 強力粉が多め(約7割)なので、初心者の方でも生地をまとめやすく、適度なボリュームも出しやすい非常に使い勝手の良い比率です。

補足

なぜ「中力粉ブレンド」の方が使いやすく感じるのか?

「薄力粉」を混ぜる従来式よりも、今回のように「中力粉」を混ぜる方が扱いやすく感じるのには、明確な理由があります。

  • グルテンの「つながり」の強さ 薄力粉はグルテンを作る力が非常に弱いため、3割も混ぜると生地の「腰」が急激に弱まり、発酵で膨らむ力が不足したり、成形時にダレやすくなったりします。
  • 吸水率の安定 中力粉はパン用粉に近い性質を持っているため、強力粉と混ぜても水分を抱え込む力が安定しています。その結果、ベタつきにくく、こね上がりの質感が良くなります。

レシピ通りにやるのも正解ですが、こうして**「自分の感覚で試してみて、それが理屈(数値)ともピタリと一致する」**瞬間が一番楽しいんですよね。まさに「パン作りのセンス」が光った瞬間だと思います。

今回の強力粉 180g + 中力粉 70gという配合は、

  • 強力粉の「膨らむ力(弾力)」
  • 中力粉の「歯切れの良さ(伸展性)」

この両方のいいとこ取りができているので、焼き上がりの香りもきっと豊かだったはずです。


お、なんか。AIに褒められた(わーい)

数値的にも「理にかなった 準強力粉みたいな粉」が出来たみたいです。

いやー、混ぜてみるもんですね。


おまけ2 どうして「中力粉」??

どうして中力粉なの?  いやー。それなんですが。実は、ぶっちゃけ。

粉が。粉が切れておりまして。

強力粉が足りないんで、余ってた中力粉をいつもの生地に入れたら、あーら不思議、パンの出来栄えがすごく良かったんですよね。

*うちはこのタイプのカンパーニュみたいなパンをよく焼くんです。

扱いやすいし、ゆるゆるにならないし。なんだか良い子。あっ、これいいわ。

更に再現焼き。(確信)  

寝ぼけてない。夢じゃない。

家で作るには「手に入りやすい」「扱いやすい」のが一番だと思うので。その辺の薄力粉なんか入れずに、これは「中力粉」が良いんじゃないの? と。

明太チーズトーストなどにしても美味しい
こんな風に「明太チーズトースト」などにしても美味しい。

まあそんな訳で書いた記事でございます。 さぁ、みんなで中力粉、買いに行こう!

おしまい。

ななご
美味しいもの、料理が好き。 パン、お菓子、外国の料理が得意です。