今日はすぐ焼けて美味しい、「焼き手羽元」の作り方を紹介します。
手羽元、ジューシーで美味しい。
でも、手羽元には「骨」がある。こいつが曲者。骨があるから、なかなか焼けない。
焼けた!と思っても、中がまだ生。うまく焼けていなかったり。するんだよね。うーん。困った。
「楽したい」から生まれた謎のテクニックで、今日は「アレ」を使って手羽元を簡単にお料理しちゃいますよ!
焼き手羽元を作るポイントは3つです。
(1)「開く」(2)「味付け」(3)「常温に戻す」です。
それでは、はじめます。
材料・用意するもの
・ボウル
・大きめのフリーザーバッグ(袋)
・からあげ粉(←アレ)
・水
・お好きな調味料
手順
(1)手羽元を「開く」
(2)味付け
(3)常温に戻す(超重要)
(4)焼く
(1)手羽元を「開く」
手羽元の「骨」に沿って包丁を入れ、肉を左右に開いておきます。
骨と肉が離れていればOK。骨を露出させる感じです。
お肉がくっついているところを狙って刃を入れておくと食べやすいですよ。

(2)味付け
ボウルにからあげ粉+調味料、お肉を入れて、味つけをします。
ここで味付けに市販の「からあげ粉」 を使います。
えっ、からあげ粉??? 揚げないのに?? からあげの粉???
はい、お肉の味付けに使います。
からあげ粉、短時間でお肉にしっかり味がつくんですよ。
そして、鶏の皮から出る脂といーい感じにマッチして、お肉が美味しく焼き上がるんです。
からあげ粉を使うと、味付けがすごく楽なんですよ。
揚げなくても、味付けに使えちゃいます。
からあげ粉はどれくらい使うの?
使う商品や追加する調味料にもよりますし、お肉の量にもよるのですが。
肉:600gくらいに対して、からあげ粉の袋:1/3〜半分くらいかな。
からあげ粉は「パウダー」をまぶす感じで使います。粉をお肉に絡むようにふりふり。そして、お水をスプーン(大さじ)で加減しながら少し足して、絡めてください。
※ 唐揚げの「あげ衣」のようにしてしまうと「水の入れ過ぎ」です。
↓あとはお好きな調味料をちょい足しして、混ぜてください。
ちょい足し おすすめの調味料
・醤油(おいしそうな焼き色がつきやすくなる)
・砂糖(肉にほんのり甘みがあるとお肉が美味しく感じやすい)
・粒マスタード(スプーン1杯分で味がしまる)
・カレー粉(かくし味に最適)
・ヨーグルト(お肉柔らか。カレー粉とあわせて入れるとタンドリーチキン風になる) ヨーグルトを入れる時はお水ナシでOK
・塩コショウ(からあげ粉の量が少ない、足りない時に加えると味付けを補ってくれる)
注意
からあげ粉は肉が美味しくなるようにメーカーさんが研究しまくって作っていますので、元の配合を大きく崩さない方が美味しいです。(たぶん)
調味料を多め、自己流でアレンジする場合は調節してね。
***
あとは袋に入れて、もみもみして、よーく馴染ませてください。
今日は仕込みだけ。明日のごはん用なので冷蔵庫に入れておきます。おやすみ。
(3)常温に戻す(超重要)
肉を焼く30分~1時間前に冷蔵庫から出します。
お肉が冷えていると火の通りが悪いので、袋を冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。
当たり前ですが、お肉が冷たいと「温度上昇が遅い!!」のです。面倒でも先に出しておきましょう。ここ、超重要です。テストに出ます(何の?)
(4)焼く
お肉を焼きます。
フライパンや魚焼きグリル、オーブンなどでお肉を焼きます。
今回は魚焼きグリルで焼きました。(フライパン用のくっつかないアルミホイル使用)
お肉がこんがり焼けたら、はい、完成です。

写真では分かりにくいのですが、お肉を開いてあるので、火の通りが今までになく早いです。味もからあげ粉を使っているので、しっかりついています。
焼き色もこんがり。 開いてあるので子供も食べやすいですよ〜
からあげ粉で肉を焼く。ぜひお試し下さい。

おしまい。
