我が家、家庭菜園で「ししとう」を植えているんですけど、ししとう、暑くなると一気に収穫ラッシュになります。
ししとうは、実がなるまでの時間が短くて、収穫までのスピードが早い野菜なので、ちょっと置いておくと、あっという間に冷蔵庫が「ししとうだらけ」になります。それくらいししとうは強くて簡単に作れる野菜です。暑くて他の野菜がヘタっていても。ししとうは平気です。(たまに辛い、あたりのししとうができるけどね。)
しかーし、食べる方法が。。。あまり浮かんでこない。

ししとう、オーソドックスな食べ方だと、てんぷらとか、串で焼きものにしたりとか、煮浸しとか?
和食によく使う野菜だよね。
「名脇役的」なポジションの渋い野菜(だと勝手に思っている)なので、ちょっとあると大変有難いんだけど、毎日毎日とれて、だんだん供給過剰になってくると、とるのはいいけれど、食べるのにいい方法が・・・。出てこない。
ししとう、まだまだ続々ととれそうなので、このししとう、全部使って料理しちゃいましょう!「焼き」+「炒め」をフライパンで。
それでは、作っていきます。
この料理のいいところは・・・
・ししとうが大量に消費できる(やった!)
・他の材料がほとんどいらない(ほぼ、ししとう)
・冷めてもOK
・冷蔵庫に入れておける
材料
・ししとう(大量)
・パプリカ(赤)のスライス 少々(数切れくらい)
・ごま油
・めんつゆ
・砂糖
・おろししょうが
・かつおぶし
作り方
(1)ししとうは洗って、上のヘタの部分をもぎ取ります。
(2)フライパンにごま油を気持ち多めに入れ、ししとうを入れて中火でじりじり、焼きます。

焼きが不十分だと美味しくないので、皮に焼き目がつくように、じっくり、よーく焼きます。
「パチパチ」と音がしてくるよ。
(3)ししとうが焼けてきたら、パプリカを加えます。

めんつゆ(薄めず、ストレートで)と砂糖を加え、よく馴染むようにフライパンの上でからめます。

えっ、これじゃあ、水足りないんじゃ?? 焦げちゃうー! と思うんですけど、 先にししとうをじっくり焼いてあるので大丈夫です。

(4)最後、火を切る前に「おろししょうが」を少し加えて、混ぜます。苦手ならナシでもOK。(この辺はお好みで)一味とか七味とか、辛いのを加えてもいいですよ。 混ぜたら火を切ります。

(5)お皿に盛り付けて、(お好みで)かつおぶしをかけたら完成です。
はい、できました。
ししとうの甘辛炒め、完成です。 おかずにしてよし、酒のおともにしてよし。

作り方のコツとポイント
・ししとうは、加熱が不十分だと、エグというか、ちょっと青っぽい感じが。。。均一によく火を通しておくと美味しいですよ。
・時間が経ってもおいしく食べられるように作っています。
この辺はお好みなのですが、時間が経つと、ししとうの苦味を感じやすいので、今回は濃いめ。「めんつゆストレート」で作っています。
ええー!薄めないの? って思うんですけど、これはこれで。塩分を控えたかったり、薄味派の人はうすめたり、少なくしておダシを足したりしてみてね。(それだと焼き浸しになっちゃうか・・・)
・ししとうだけだと、時間が経って「緑がくすんだ感じ」になると、見た目がよくないんですよ。パプリカで色味をプラスしているので、ししとうの緑とパプリカの赤の対比できれいに見えるようにしています。色は赤いけど辛くないから大丈夫よ〜。