身欠きニシンと昆布の煮物

身欠きニシンと昆布の煮物

ニシン(鰊)を買ってきました。今日はニシンと昆布を甘じょっぱく煮てみますよ〜!

ニシンは骨がすごいので、なかなか人気ないみたいです。Y字の独特の、小さな骨がたくさんあるからねぇ・・・。

しかも、なんか独特の、味というか、脂っこさとにおいがあるし。

私、ニシンとフナ、実は好物なんですよね。

(この話すると、みんなギョっとする)

さて、今まで食べる専門でして、実は料理したことがないんですけど・・・

まぁ、なんとかなるか。(お買い上げ)


まずは下ごしらえ

身欠きニシン(ソフトニシン)

北海道産 身欠きニシン(半額 155円)

半額で売れ残っていたニシン。「ソフトニシン」というものです。カチカチじゃなくて、半生です。

乾いたニシンと違って、戻す工程がいらないみたい。調子に乗って2パックも買いました(4枚)

(1)包丁で身をそぎます。

骨のあるところ、かたくて邪魔そうなところを包丁でそぎます。

食べやすさ優先。内側の腹の骨のところも削ります。

(通の人はお好みで。)

骨が多いところを削ぐ
ボケボケの写真だけど、イメージで。

(2)ボウルに身を入れて、お湯をかけます。

お湯かけると、すんごいにおいがします。魚が苦手な人は、これは無理かもしれない。

いや、もっと食べやすい魚あるから。無理しなくていいからね。

お湯で戻す
(写真はお湯を切ったところです。お湯、たっぷりかけてね。)

皮から、うろこが浮いてくるので、皮からうろこを取ります。

ニシンのうろこを取る

透明の大きなうろこが面白いように浮いてきます。

うろこがあると、食べるときに邪魔なので、しっかり取りましょう。

お湯に浸したあとは、水に移して、やさしく、身がくずれないようにキレイにしましょう。

まだうろこが浮いてきます。乾いてたからわからなかったけど、うろこ、いっぱいついていたんだね。

キレイになりました。こんなもんかな。

ニシンの下ごしらえ終了!
切り方がちょいとアレなのはご愛嬌。

(3)食べやすそうな大きさに切ったら、下ごしらえ終了です。

下ごしらえおわり。次は煮ていきます。


材料

・身欠きニシン(下ごしらえしたもの)

・昆布(水で戻しておく)

 普通の根昆布で煮ました。薄くて柔らか〜い昆布で煮るとおいしいですよ。

・調味料

・砂糖

・醤油

・めんつゆ

・酒

・みりん

・水(お湯)

調味料はお好みで。好きなものを入れて煮て下さい。

ニシンと昆布を煮ます。(それだけ)

戻した昆布だしも入れちゃいます。

最初はお湯で身をやわらかく煮て、調味料を加えて味を含ませていきます。

煮詰めるとしょっぱくなるので、ゆるゆると煮ます。

ニシンを煮ていきます

さらに時間が経つと味がよーくしみるので、「ゆるく味付け」します。

山椒を入れる人もいるようなので、最後の方で花椒をぽいっと加えました。

(山椒なかった)大量にいれると食べられなくなりそうだったので、「数粒」入れてみました。

ニシン、煮えました
色がうっすい。薄い気がするけど、この辺でストップ!!

完成です。

やったー! 早速食べましょう!!

ニシンの脂っこさ、におい、乾かした魚の、パサっとした食感。

あー。これです。これ。

お正月の昆布巻きと構成物は似ている、ハズなんですけど、

絶対違う味。

ニシンに味がよくしみています

おいしいな、おいしいな。甘じょっぱくて、脂っこい。

どこ食べても骨が出てくる。あぁ、ニシン。なつかしい味。

ニシンはタケノコとかと一緒に煮ても美味しいんですよ。

今日のまとめ(オチ):欲張りよくない。1パックで、よかった。

私以外、誰も食べませんでした。(昆布が数枚、減っただけ)

美味しいんだけどね。好きな人は好き!な食べ物なので、しかたないですね。

一度にたくさんは食べられないので、少しずつ、ゆっくり食べます。

ななご
美味しいもの、料理が好き。 パン、お菓子、外国の料理が得意です。