固めて楽しい 緑のたまご寒天を作る

緑のたまご寒天

今日は基本の基本、おうちで作る「たまご寒天」を作ります。

今日は完全に「自分用」です。家族みんな寒天が苦手で誰も食べないので、自分のためだけに寒天を作ります。

寒天、集まりとかお祝いとか法事とかがあると、必ずどこからともなく登場するポピュラーな食べ物です。常温でも溶けないので、よく出てきます。

スーパーのお惣菜コーナーにも色々な寒天が売っていますよ。そう、秋田県ならね。

それでは、早速固めていきたいと思います。


材料(2人前)

・寒天(粉末) 2g

・水 250ml

・砂糖 30-40g (お好みで調節。好きなだけ)

・(お好みで) 塩(または醤油) 少々

・着色用の色素(緑)ほんの少し(付属のサジで1/5くらい)

・たまご 1個

・容器:あれば「流しかん」

(容器)小さいボウルやどんぶり、器でも代用可。

材料です

作りやすい分量について

理想はこの倍の量くらいが作りやすいです。

たまごと着色用の色素以外の材料を「倍」にして作ると作りやすいと思います。

色素はすごい色が出るので、控えめでOK。

今日は1人で食べるので、少量だけ。卵の比率が多めの寒天になってます。

溶かす、流す、あとは固める(だけ)

寒天作りの必須アイテム「流しかん」(寒天を作る容器)がないので、ボウル(小)でそのまま固めちゃいます。いいの、自分用だから。他の容器でもいいですよ。

着色用の色素(緑)登場。(緑色にしたくて、このためだけに買ってきたよ)赤でも青でもなく、「緑」

着色用の色素があると、不思議な雰囲気の「緑のたまご寒天」ができます。透明感のある緑色と卵の黄色のコントラストが大変おしゃれな寒天ですよ〜。

色素は入れすぎに注意です。ほんの少しの量でOKです。ちょーっと加えるだけで、かき氷のメロン味のシロップのような、鮮やかな緑色になります。

今回は付属の匙(サジ)の1/5くらい入れました。

着色用の色素がなければ、なしでOKです。(普通は家にないよね)

そのまま固めると、たまご× 透明。クリアなたまご寒天ができます。


作り方のポイント

寒天はしっかり溶かします。

溶かすのが不十分だと上手にできないので、よーく溶かします。

・この料理、基本的にたまごと寒天(あと水、着色用の色素)しか入らないので、味の決め手は「大量の砂糖」です。寒天は甘さ(甘み)がないとおいしくないです。(あ、味がしない)

・ツウな方は塩(または醤油)をほんの少し入れると良いです。味の対比効果で食事にも合う、あまじょっぱい味になります。

・本当は「棒寒天」を煮溶かして作るともっとおいしいです。


作り方

(1)寒天を溶かす

ボウルに粉寒天を入れ、お湯(80度くらい)を入れて溶かします。

(2)砂糖、着色用の色素を入れる

砂糖、着色用の色素をを入れて混ぜます。(ここで甘さをしっかりつけておくこと!)

鮮やかな緑色
メロン味(ではない)

(3)鍋にかけ、卵を流し入れる

小鍋に寒天液を入れ、温めます。

温まってきたら、たまごスープのように、溶いた卵を流して入れ、固めます。

たまごスープを作るのと同じだよ。

流してかき混ぜすぎると、たまごのふんわり感が失われてしまうので、ふわっと加えます。

・・・ぺろっ。(味見)あれっ? なんか砂糖、足りなくない? (ばさっ、ばさっ。まぜまぜ)

ああっ、最初のきれいな緑のクリアーな透明感が…

甘さを優先したら、ふんわりたまごが… 混ざって黄緑〜エメラルドグリーンっぽく。(ダメじゃん)

あー。後から追加で混ぜるから… 砂糖はたまごを入れる前に、しっかり加えましょう(反省)

かき混ぜすぎないように!
砂糖を追加して一緒にまぜまぜ。撹拌してしまった・・・(反省)

(4)容器に流し入れて固める

容器にうつし、固めます。

寒天を固める

寒天は冷ましておくと、自然と常温ですぐに固まってきます。(この辺、ゼリーとは違うよ)

広めの容器に水を張って、粗熱がとれるよう、浮かべておきます。

粗熱がとれたら、ラップをかけて冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

たまご寒天、完成です。

切り分けます。

緑のたまご寒天

あー。これ、これ! 懐かしい味のたまご寒天。

寒天のカチっ(カリっ)とした食感が美味しいです。緑色が黄緑〜エメラルドグリーンっぽくなっちゃったけど、まぁ、いいか。

たまごと砂糖と寒天があれば、着色なしでもできます。作ってみてね!

ななご
美味しいもの、料理が好き。 パン、お菓子、外国の料理が得意です。