米粉でかりんとうを作ろう!

今日は米粉を使って、かりんとうを作ってみます。

かりんとう、普通は薄力粉で作るんですけど、ちょうど米粉が残っていたので、米粉を使ってかりんとうを作ってみたいと思います。

かりんとう、作ったことないので、上手にできるかな?
今回は二色(二種類)作ってみますよ〜! それでは、早速作ってみます。


手順

(1)生地づくり

(2)油で揚げる

(3)砂糖を絡める

かりんとう 材料

かりんとう 生地(2種類で米粉50gです)

・米粉 50g

・砂糖 大さじ1

・ベーキングパウダー 小さじ1/3くらい

・たまご 小さめの卵 1個 (Sサイズくらい)

・おからパウダー 微粉末 大さじ1(または米粉)

・揚げ油 :サラダ油 適量


黒糖×ごま

・黒ごま 1つまみ(生地に混ぜる)

抹茶×アーモンド(+白ごま)

・抹茶パウダー 少々

・アーモンド 8粒くらい(刻む)+白ごま(1振り)

*アーモンド、ごまは2回目の絡める時に入れると良いと思います。(私、1回目で入れちゃったけど)

抹茶とアーモンド
抹茶とアーモンド

かりんとうの衣 (1回絡める分量)

・砂糖(黒糖) 15~20g

・水 大さじ2

(かりんとうの衣の砂糖は、15~20g×2回分 ×2種類 =約60~80g必要です。)

<きょうのポイント>

米粉はお米の粉なので、小麦粉と違って、小麦に含まれている「グルテン」がありません。(生地にねばり、弾力が出ません) お米の粉でサラサラしていて、小麦粉とはちょっと違う性質、仕上がりになります。(サクっ、カリっとするんだけどね)

んー。 どうしましょう。「たまご」入れて作ってみましょうか。(つなぎっぽくなってくれる? だろうか)

(1)生地づくり

粉類(米粉、砂糖、ベーキングパウダー)を混ぜて、たまごをといておきます。

粉に少量ずつ卵を加えて混ぜます。(混ぜると小麦粉とちょっと違う感じになります)

・・・ああっ、早速、たまご入れ過ぎた!(やわっ

水分調節のため、急遽、おからパウダーを入れて、柔らかさを調節します。(米粉を追加してもいいかも)

おっ、ちょうどいい感じになりました。

生地を2分割します。片方の生地にはごまを入れてこねこね。

2種類の生地(プレーンとごま)
2種類の生地(プレーンとごま)

生地を薄く伸ばし、短冊状に細く切っていきます。

生地が少しベタっとしているので、まな板にくっつきやすいです。

※くっついてしまったら、包丁を生地とまないたの間に入れ、削ぐように当てると生地が剥がれますよ。

油で揚げると膨らむので、包丁で細めに切ります。(5mm幅 くらい?)×2列です。

(2)油で揚げる

フライパンに油を入れ、中火で油を温め、温まってきたら生地をバラバラになるように入れます。

だんだん温度が上がってくるので、ゆっくりとかき混ぜながら生地を揚げていきます。

高温になりすぎると焦げるので、気をつけてね。

生地の色が濃い色に変わってきたら、油をきって上げ、キッチンペーパーを敷いたお皿の上にあげておきます。見た目はポテトスナックっぽいですね。

(3)砂糖を絡める

フライパンに 1回絡める分のかりんとうの衣の材料を入れます。 

(黒糖かりんとう:黒糖と水)黒糖かりんとうは黒糖を使います。

(抹茶かりんとう:砂糖と水と抹茶パウダー、最後 絡める時に刻みアーモンド、白ごま)

抹茶かりんとうは水に抹茶をよく溶いておきます。

火にかけて、砂糖が飴状になり、泡が大きくなり煮詰まってきたら先に揚げておいたかりんとうを入れて、砂糖が絡むようによく混ぜ、火を切ります。

火を切ってからもフライパンの余熱で馴染ませるように混ぜます。まぜまぜ。

網にのせて、冷まします。

できた! 試食してみます。

かりんとう 完成??

うーん。なんか足りない。かりんとう? なんだろう。

あっ!!!

かりんとうって、砂糖の衣が層になって、しっかりコーティングされているけど、これは砂糖絡めただけだから、「砂糖感が薄い」んだ! 使った砂糖(甘さ)の量が足りてないのかもかなぁ…

層になってないから、食感(歯応え)が薄くて柔らかい。
べっこう飴でコーティングしたみたい。(まぁ、そうだよね。そうなるよね。)

・・・うーん。カリっと感が、うすい。これ、かりんとう?? うーん。


もう一工夫してみましょう。

禁断の「砂糖の二度がけコーティング」いきます。

再度、フライパンに 1回絡める分のかりんとうの衣の材料を入れます。 

(手順同じ)かりんとうを入れて、絡めます。

最後にアーモンドを入れる
アーモンドを加える

見た目よりもずっと、砂糖使うよ、コレ。

ダイエットとか健康とか気にしている方は、無理せず「1回」がいいかもしれません。

(かりんとうの衣の砂糖は、15~20g×2回分 ×2種類 =約60~80g必要です。)

〜禁断の「砂糖の二度がけコーティング」後〜

米粉の二色かりんとう

見た目も味も、仕上がりも違いますね。

ちゃんとコーティングされて、砂糖がついて「カリッ」。「かりんとう」らしい食感、仕上がりになっています。いい感じ。

かりんとう、出来ました!

反省点

いきなり二色(二種類)作ったので、時間と手間(と砂糖)が倍になってしまいました。ノリで作って、調子に乗り過ぎました。

最初はシンプルに一種類作るのが簡単で良さそうです。^^;

材料を変えて、味や形をアレンジしてかりんとうを作ってみるのも楽しそうです。今風のおしゃれなかりんとう屋さんのかりんとうみたいなかりんとう、作ってみたいですね! 夢、広がっちゃいます。

材料自体は多くないですし、作り方もシンプル。
フライパンがあれば作れる和菓子なので、また作ってみましょう!

ななご
美味しいもの、料理が好き。 パン、お菓子、外国の料理が得意です。